知的財産支援事業

令和3年度中小企業知的財産支援事業

概要

北四国地域(香川県、愛媛県)において、新型コロナ感染症の収束後を見据え、中小企業の海外 進出の支援を行うため、ジェトロ及び金融機関と密に連携し、貿易関連中小企業及び今後特産品等の 海外販売を計画している中小企業に対して、過去5年間の模倣被害・技術流出被害等の実態をアンケートやヒアリングで把握し、対策を指導・支援することにより、中小企業が地場産品等の特色ある商 品の海外展開をスピード感をもって強力に推進できるよう、中小企業の知財意識・模倣・技術流出に 対する意識を向上させ、海外進出に係る知的財産体制の強靭化を図ることを目的に令和3年度中小企業知的財産支援事業を行う。

事業概要

①ジェトロ香川及びジェトロ愛媛に本事業の協力を依頼
②香川県内金融機関及び愛媛県内金融機関に本事業への協力を依頼
③ジェトロ香川やジェトロ愛媛、参加金融機関から、模倣被害にあっている企業から内容を収集し、まとめる
④北四国地域の中小企業等に模倣被害に関するアンケート調査を実施
⑤アンケート調査をもとに、知財支援コーディネーターや専門家等が協働して、模倣被害のあった中小企業等に訪問するなどして、過去5年間の被害状況を整理・蓄積
⑥香川県内金融機関及び愛媛県内金融機関向けに海外展開における知的財産のセミナーを開催
⑦知財支援コーディネーターや専門家等による模倣被害を被った中小企業等へ、巡回指導の実施
⑧収集した模倣被害を元に、香川県及び愛媛県内の企業に対して、模倣被害対策セミナーの開催
⑨香川県、愛媛県内企業へ模倣被害の報告会
⑩かがわ産業支援財団及び香川県発明協会、愛媛県発明協会等のホームページに本事業で蓄積した掲載可能な模倣被害の実態を掲載

 

なお、北四国地域における海外進出企業の模倣被害実態調査の結果については、下記資料をご参照ください。

海外模倣被害調査報告PDF

令和2年度事業概要

シーズ及びニーズを募集します!

応募用紙(PDF)

≪シーズ≫開放特許、技術、ノウハウ、アイデア、技術指導、販路開拓支援、信用・ブランド力 等

≪ニーズ≫製品開発、技術の高度化・開発、特許権等での保護、新規事業展開、製品付加価値向上

ノウハウの蓄積 等

目的

北四国地域(香川県・愛媛県)において、金融機関と連携し、企業間の知財ビジネスマッチングの機会の提供を通じて、中小企業等の持つ「強み」、「優位性」を活かしながら、知的財産などの社外のシーズを活用することにより、よりスピード感をもって、付加価値を創出するための製品・技術開発や事業展開を促進するなど、オープンイノベーション創出を図ります。

事業概要

本事業は、(公財)かがわ産業支援財団が、(一社)愛媛県発明協会・(一社)香川県発明協会の協力により行います。

①香川県内金融機関に本事業の参加を募集し、参加金融機関を対象に知的財産勉強会を開催

②参加金融機関やコーディネーター等が、製品・技術開発や事業展開への取り組みに意欲的な中小企業等を発掘し、提供可能な開放特許・技術・アイデア等の「シーズ」及び製品・技術開発・事業展開等の「ニーズ」を収集

③各実施機関のホームページ・会報などにより、シーズ及びニーズを募集

④収集したシーズ・ニーズを、コーディネーター・専門家が協働し、中小企業・ベンチャー企業等に対し、アンケートや個別訪問などを通じてコーディネート

⑤「知財ビジネスマッチング」を開催し、企業間の個別面談の機会を提供

⑥個別面談を実施した企業の製品・技術開発や事業展開の取組みを、コーディネーターと専門家が協働してフォロー

⑦ホームページに、提供可能なシーズ情報を掲載する知財ビジネスマッチングサイトを開設

r2chushokigyochitekizaisanshienjigyoscheme

知財ビジネスマッチング

【日程】
〈香川県〉 令和3年2月10日(水)

香川産業頭脳化センターで開催  <終了>

○香川県内のシーズ提供企業と香川・愛媛県内企業とのニーズの個別面談

〈愛媛県〉 令和3年2月19日(金)

テクノプラザ愛媛で開催 <終了>

○愛媛県内のシーズ提供企業と愛媛・香川県内企業とのニーズの個別面談

詳細は以下サイトよりご覧ください。

知財ビジネスマッチングサイト