小学生向け発明工作教室

小学生向け発明工作教室ってなに?

(公財)大西・アオイ記念財団と(一社)香川県発明協会は、次世代を担う子供達に発明くふうする楽しさや、ものづくりへの興味を高めてもらうことを目的に、小学生向け発明工作教室を出前授業で開催します。

お知らせ

一旦お申込みを終了いたします。
再開となりました場合には、こちらにてお知らせいたします。

開催期間令和5年5月~令和6年2月頃まで(土曜・日曜・祝日も開催します!)
実施可能人数30名程度(原則10名以上での実施となります。)
対象児童1年生~6年生(メニューにより実施可能学年が違います。)
費用無料
授業形態教室開催時間は、1回1時間30分~2時間程度です。
開催時間帯は原則として9:00~16:00とします。
学年別・クラス単位・クラブ・団体単位等で開催します。
また、PTA行事、子供会行事、地域交流会等での開催も可能です。
教室内容発明の話・実験(30分程度)と、工作教室(1時間~1時間30分程度)
※メニューにより、実施可能学年が異なりますので、メニュー毎の対象学年範囲を御確認のうえ、お申込みください。
なお、低学年(1・2年生)が参加される場合は、保護者及び先生方のサポートをお願いします。
準備物学校等・・・講師用机(長机等)、事務用品等、プロジェクター・スクリーン(メニューによる)
児童のみなさん・・・筆記用具、文房具等
申込方法申込書に必要事項を記入のうえ、(一社)香川県発明協会までFAXかメールでお申込みください。このページの下にある予約フォームからもお申込みできます。
開催については、先着順とさせていただきます。 また、実施日等については調整させていただく場合がありますのでご了承ください。
申込書(PDF形式:63Kbyte)
問い合わせ先〒761-0301 香川県高松市林町2217-15 香川産業頭脳化センタービル2F
一般社団法人香川県発明協会
TEL:087-867-9332 FAX:087-867-9365
E-mail:info@kagawa-hatsumei.com

発明工作教室メニュー

混合や加温による反応や変化を利用した工作
ドライアイス実験教室「ドライアイスでプチロケット飛ばそう」
※3~6年生対象(保護者同伴であれば1・2年生も可)
※※体育館等天井が高い場所が必要
ドライアイスはどのようなもので出来ているのか、どのような特性があるのか、どのような場合に使用すればいいのかを実験をとおして学びます。
工作教室では、フィルムケースでプチロケットを作り、ドライアイスで発射実験をします。
プラスチックの不思議「オリジナルプラ板ペンダント」プラスチック発明の歴史、プラスチックの種類・性質について学びます。
その後、絵などを描いたいろいろな形のポリスチレンシートを、オーブントースターに入れ加熱し、シートが柔らかくなり収縮した頃合いを見て取り出し、本などに挟んで冷却した後でモールなどの紐をつけて作ります。
人工イクラでディスプレイをつくろう水によく溶ける昆布(こんぶ)のネバネバ成分のアルギン酸ナトリウムと苦汁(にがり)に含まれる塩化カルシウムが反応して水に溶けないものに変化する原理を応用し、人工イクラを作ります。絵の具で色をつけた液を使うとカラフルな人工イクラができます。水の入ったペットボトルに入れるとゆっくり沈みます。ディスプレイとして見て楽しむことができます。
いろいろなスライムを作ろうスライムは、触った感触がニュルニュル、プリプリとし不思議なものです。調合を変えることにより、ベタベタの軟らかいものから、弾む硬さのものまで作れます。延ばしたり、丸めたり、膨らませたり、弾ませて遊ぶことができます。いろいろな色をつけることもできます。
ぐんぐん伸びる結晶結晶とは、どのような状態のことを指すのでしょうか。固体には、物質を構成する粒子(原子や分子、イオンなど)が規則的に配列しているものと、そうでないものがあります。粒子が規則的に配列している固体が結晶です。雪は水分子が、塩はナトリウムイオンと塩化物イオンが規則的に配列して、結晶となったものです。一方、粒子が規則的に配列していない固体は「非晶質」と呼ばれています。ガラスやゴムなどは、非晶質の代表的な存在です。今回は、酢酸ナトリウムを使って結晶の成長状況を観察しよう。
電池や磁石を使った工作
仲良しの電気と磁石「かんたんモーターを作ってクルクル回して遊ぼう」
※3~6年生対象
電気と磁石(磁気)はいつも仲良し。電気を電線に流すと磁石になり、磁石の近くで電線を動かすと電気が生まれます。工作で使うエナメル線をクルクル巻いてコイルを作り、磁石の近くで電池につなぐと、コイルがクルクル回る「かんたんモーター」が出来上がります。身近な材料で、電気と磁石の仲良し関係を体験してみよう。
ヒラヒラ蝶を作ろう磁石の吸着と反発する作用を利用したものです。画用紙に蝶の絵を描き、羽の裏にシート磁石を付けます。そして、台紙の下のシート磁石を動かすと羽がひらひらと羽ばたきます。
光の反射を利用した工作
ファンタジックミラーボックス2枚の鏡を使い四角い箱の対面になるように置きます。すると、鏡は互いに平行となり、鏡の片面の中央ののぞき穴から箱の中を見ると箱の横の面や、底に描かれた絵が、反射を繰り返すことで遠くの方まで続いているように見えます。箱の中の絵を工夫したり、中に折鶴などの物を入れたりして、自分だけの幻想的なミラーボックスを作ります。
万華鏡の不思議な世界物が鏡に映ることはよく知られていますが、2枚の鏡を使うと鏡の角度により映る像の数が増えます。3枚の鏡を三角に組み合わせると像の数は数えきれないほどになります。万華鏡は、その原理を応用したもので、中に入れたオブジェクト(具)が織りなす幻想的な模様は、実に様々で美しく、楽しいです。 
工作には、ミラー、工作用紙、フィルムケースか乳酸菌飲料容器、オブジェクトにはビーズ、透明な色つきプラスチック片など身近な材料を使って作ります。中に入れるオブジェクトを変えると見えるものも変えることができます。
空気の作用や風の力で動く工作
空気砲で遊ぼうテレビの科学遊びの放映でなじみになったもので、空気を狭いところから一気に吹き出させると、空気のかたまりが意外と遠くまで飛ぶことや大きな力があること、また、空気が渦を巻いて飛んでいくことなど感動ものです。ペットボトルとゴム風船でつくることもできます。
え!ハガキって飛ぶの?
※高学年(4~6年生)対象
※※広い場所が必要
植物の種や、ムササビ等の動物が空中を飛ぶことができます。厚紙をハサミで長方形、三角形、アルソトミラの種を模した形状に切り、これらをできるだけ長時間、遠くへ飛ばすことに挑戦し、なぜハガキが飛ぶのかを考えます。
身近にある材料を使って作るグライダー
※高学年(4~6年生)対象
※※広い場所が必要
栞の先に重りを取り付けて放すと滑空します。このことを利用して、牛乳パックを使った飛行機を作るのですが、飛行機作りに必要な基本条件と寸法を数点知ることにより、自分でも飛行機の設計ができるので、自分で設計した飛行機作りの基礎を学習してみませんか。
折り紙飛行機を作ろう日本芸術の基本を備えた折り紙は、多くの人が手軽に楽しめるばかりか、それぞれに個性が現れるものでもあり創造性があります。本テーマでは、折れ線を入れる、定規を当てる等、正しい折り方の基本を学習し、へそ、やり、イカ飛行機など、基本的な飛行機の折り方は勿論、これらを踏まえた応用機種作りに挑戦します。
ストロー工作であそぼうストローの先に紙やストローで作ったロケットを口で吹いたり、牛乳パックを利用して飛ばして遊びます。
浮沈子(ふちんし)で遊ぼう浮沈子とは、容器を押したり、離したりすることで、中にあるものが浮いたり沈んだりする、圧力と浮力の関係を利用したおもちゃです。浮沈子の動きには、パスカルの原理とアルキメデスの原理が使われています。浮沈子を作ってこれらの原理の勉強をしましょう。
ホバークラフトを作って遊ぼうホバークラフトとは、水面あるいは地面に高圧の空気を送り込んで、わずかに船体を宙に浮かせて走行する乗り物です。ホバークラフトを動かすためには、原則的に浮上用と推進用の2つの動力が必要です。ホバークラフトを作って摩擦について勉強しましょう。
考える工作
動くおもちゃのしくみを調べてみよう「おもちゃ分解組立体験」おもちゃの組み立てと動くしくみを学び体験します。最初に工具の使い方を説明して、おもちゃを分解してみます。次にねじのしくみ、ゼンマイのしくみを学びます。最後に再び組み立ててみて、おもちゃが動くことを確認します。
紙だけで作る自分達だけの高い塔を作ってみよう4~6人の小グループを作り、アイディアを出し合い、紙とハサミのみで(接着剤や接着道具を一切使わず)、筒状に丸める、L字に曲げる、切り込む、差し込む、挟み込む、重ねる、折り込む、はめ込む等の方法により出来るだけ「高くて丈夫な紙の塔」作りに挑戦します。
てこのはたらきを利用して飛ばそう割りばしの先端にようじを差し込み、ストローで作ったロケットを差し入れ、てこの働きで先端のロケットが発射・飛び出します。てこの位置をかえて飛ぶ距離を考えて遊びます。
隠れた色をさがそうちがう色の絵の具をまぜると、もとの絵の具とちがった色になることは知っていますね。それとは反対に、まじった色を分ける実験をしてみましょう。絵の具をまぜるのは簡単にできますが、まじってしまったものをどうやって分ければよいのでしょう?色素みたいに小さなもの(分子)を分けるために、いろんなところで使われているクロマトグラフィーという方法があります。その原理を使って色を分ける実験をしてみましょう。今回は、紙を使うのでペーパー(紙)クロマトグラフィーといいます。サインペンの色が、いくつに分かれるのか観察してみましょう。
ゴムやバネの力で動く工作
ゴムは力持ち「ゴム動力レーシングカー」
※3~6年生対象
※※広い場所が必要
ゴムの歴史、種類、性質などを学び、最も特徴的な性質であるゴム弾性の実験をします。レーシングカーは、ゴムを動力として床をすべるように走る紙製です。ボール紙、割り箸、クリップとセロテープ、両面テープなどの材料を使い、形は自由に創作します。体育館などで走行試験をしながら完成させます。
ゴム動力ヘリコプターを飛ばそう
※3~6年生対象
※※天井が高い場所・広い場所が必要
紙パックを利用して羽根を2枚作り、ストローの上下二段に羽根を配置します。ストローの中には、動力用のゴムを設けて羽根を回し飛ばして遊びます。
ゴムロケットをつくろう
※広い場所が必要
ロール芯やトイレットペーパーの芯を使ってロケットを作り、割りばしとゴムで発射機を作ります。短くした割りばしにロケットを引掛けてゴムを引っ張り、放すと飛び出します。
輪ゴムで簡単ギターを作ってあそぼう空箱と輪ゴムでギターを作り、音を鳴らして遊びます。輪ゴムの太さや長さを変えると音色が変わることを実験をとおして学びます。その他、ドレミの音を調律して、音階を鳴らすことに挑戦します。
手で回すなどして動く工作
ストローと牛乳パックで作るストロートンボ竹トンボは、竹で羽根や軸を作りますが、その竹が、最近ではなかなか手に入りません。そこで牛乳パックを竹トンボの羽根に、ストローを軸にした簡単な竹トンボ作りに挑戦します。
吹いても落ちない不思議なコマをつくろう私達の身近にある空気は、その存在(有るということ)を忘れがちですが、空気には重さや、粘性(流れ星や人工衛星が大気圏に突入するとどうなるのかな?)があります。このような性質を、実験や工作を通して体験します。
色の変わる不思議なコマを作ろうベンハムのコマを使った実験や、色の3原色(赤:Red、緑:Green、青:Blue)を使ったコマの色が変わって見える現象を、紙のお皿で作ったコマを利用して体験します。
倒れない不思議なコマを作ろうこのコマは、紙皿を本体に、竹串を軸にしたコマです。このコマを棒の先に乗せて回すと、回転が止まっても倒れずに静止します。なぜ倒れないのかを考え、作ったコマにシールを貼ったり、色や模様を付けて、自分だけのコマを作ってみませんか。
紙コプターを飛ばそう
※広い場所が必要
トイレットペーパーの芯やロールの芯を利用します。羽根の型紙を作り、羽根の型紙をロールなどの芯に書き写して羽根を切り取り、2枚羽根や4枚羽根の紙コプターを作って、飛ばして遊びます。
液体の性質(物性)を利用した工作
メタルアメンボウを作ろうアメンボウは、水面に浮いてスイスイ移動できる昆虫です。アメンボウが水に浮く理由は、1、体重が軽い。2、足が水を弾く毛に覆われており、表面張力を生む。3、足の先端には爪があり、それで水を漕ぐ。今回は、水よりも比重の大きいメタルアメンボウを作って水に浮かべて表面張力の効果を調べてみよう。

令和4年度小学生向け発明工作教室 実施報告

令和4年度に実施した小学生向け発明工作教室は以下の通りです。

開催日曜日学校・団体名学年人数メニュー
令和4年10月30日山根西子供会年長~6年生18名ファンタジックミラーボックス
令和4年11月12日林コミュニティセンター1~6年生20名空気砲で遊ぼう
令和4年11月19日三豊市少年少女発明クラブ1~6年生23名動くおもちゃのしくみを調べてみよう
「おもちゃ分解組立体験」
令和4年12月3日丸亀城南愛育班幼稚園児、中学生、保護者5名空気砲で遊ぼう
令和4年12月26日with you丸亀(放課後デイサービス)年長~4年生12名ヒラヒラ蝶を作ろう
令和4年12月27日学童保育ちゃお1~6年生23名紙だけで作る自分達だけの高い塔を作ってみよう
令和5年1月6日学童保育ちゃお1~6年生24名吹いても落ちない不思議なコマをつくろう
令和5年1月12日三木町立田中小学校2年生10名小さな可愛い動物を躍らせてみよう
令和5年2月26日丸亀郡家愛育班幼児~6年生+保護者19名動くおもちゃのしくみを調べてみよう
「おもちゃ分解組立体験」

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